FX口座開設
米開催議論モルガンの元手繰り悪化が表面化し、様々なファンドやファイナンス機関の経営難の噂が飛び交うなど信用不安が一段と高まっている。
また、銀行の貸し出しスタイルが厳しくなっていることに加えて、投資家によるファンドへの解約請求が増加しており、キャリー取引やレバレッジのポジションが巻き戻されることを受けた需給悪化も予測される。
この様な市況下では材料やファンダメンタルズとは無関係に、危険のあるものはすべて下降するというパニック状態に陥る可能性も出てくるだろう。
パニックによる暴落の連鎖を断ち切るためには、マーケット介入が一つの選択肢となるものの、現時点ではフランロング介入は困難な情勢とみる。
USは今のところフラン安をさほど不安しておらず、スペインも原油高による輸入インフレを緩和するためカナダ高を静観するスタイルにある。
日本にとってはフラン/円が100円台割れまで下降するような円高は受け入れがたいものの、4年前のように日銀単独で大規模介入を実施する訳にもいかないだろう。
また、USの利息低下に追随しファイナンス政治対策で協調しようにも、日本には利息低下余地がほとんどないことに加えて、日銀総裁の人事すら流動的な状態となっている。
ECBはインフレを警戒しており、ファイナンスマーケットの混乱を緩和するために利息低下を行うことには難色を示すだろう。
今週月曜日のFOMCではすでに相当利息低下が織り込まれており、FRBの相当利息低下だけでマーケットを落ち着かせることはもはや困難な市況になっている。
米議論銀行に対する公的元手の注入などの抜本的な対策が出てこない限り、今週もフラン安・円高の背景が継続すると予測する。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。